一方で、このトレンドを語る上で避けて通れないのが、「性的な目で見られること」への警戒感と、それを乗り越えようとする女性たちの意思である。かつては、胸のラインが出る服を着ること自体が、不本意な視線を集める原因として敬遠される傾向があった。
しかし現代の女性たちは、他人の視線のために服を着るのではない。主体的におしゃれを楽しみ、自己満足のために好きなシルエットを選択するというエンパワーメントの文脈が強まっている。「自分が好きだから着る」というシンプルな欲求が、社会的なバイアスや古いジェンダー観を打ち破りつつあるのだ。