BYDがこれまでに展開してきた「ドルフィン」や「シール」といった海洋(Ocean)シリーズの系譜を引き継ぎつつも、「ラッコ」は全く異なるアプローチで開発された。グローバルモデルのサイズを強引に削るのではなく、日本の軽自動車規格(全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下)を完全にクリアする専用プラットフォームが奢られている。
愛嬌のあるフロントマスクと、海面を優雅にプカプカと浮かぶラッコをモチーフにした愛くるしいフォルム。しかし、その内部構造は極めてストイックだ。極限まで切り詰められた前後オーバーハングにより、2,500mm超のホイールベースを確保。大人4人がゆったりと座れる居住空間と、日常の買い物袋を余裕で飲み込むラゲッジスペースを両立させている。