実際にこの手相を持つ人はどれくらい存在するのだろうか。統計的には、日本人のうち片手にますかけ線を持つ割合は約5〜10%程度、両手となるとさらにその確率は下がり、わずか数パーセントにすぎないと言われている。この希少価値の高さこそが、特別視される理由の一つだ。
医学的には「猿線(シミアン・クリース)」とも呼ばれ、遺伝的な要素が強く関係していることが分かっている。親から子へと受け継がれるケースが多く、家族の中で代々同じ手相を持っているという話も珍しくない。科学的な根拠については未だ解明されていない部分も多いが、統計データとしての珍しさが、持つ者に一種の自信や自己暗示を与える効果は否定できないだろう。