コンテスト受賞後、ポニーキャニオンからリリースされたシングル盤は怒涛の勢いでチャートを駆け上がった。売上枚数はミリオンセラーに迫り、当時の人気音楽番組『ザ・ベストテン』では連日上位にランクイン。生放送のスタジオにド派手な衣装とリーゼント姿で現れた彼らのライブパフォーマンスは、お茶の間のテレビ画面を文字通りジャックした。
当時の歌謡曲全盛期において、本格的なロックンロールのリズムと歌謡曲特有の親しみやすさを融合させたアプローチは新鮮そのものだった。単なるロックバンドにとどまらず、バラエティ番組的なエンターテインメント性を兼ね備えていたアラジンの存在感は、80年代初頭のポップカルチャーに鮮烈な記憶を刻みつけることとなった。