「セレンディップ(Serendip)」という言葉は、かつてのスリランカ(旧セイロン島)を指す古代ペルシャ語の呼称に由来します。この言葉を世界に広めるきっかけとなったのが、イギリスの文筆家ホレス・ウォルポールが1754年に著した『セレンディップの3人の王子』というおとぎ話です。
旅の途中で優れた観察眼と鋭い知性によって、予期していなかった素晴らしい発見を次々と成し遂げていく王子たちの姿から、現代では「思いがけない発見をする能力」や「偶然の幸運な出会い」を指すセレンディピティ(Serendipity)という概念へと発展しました。
現在ビジネス界やカルチャーシーンで「セレンディップ」を冠する組織や店舗の多くは、「偶然の出会いから必然の価値を創出する」という強い理念を掲げて活動を展開しています。