茶碗蒸しの成否の9割は、卵と水分の比率で決まるといっても過言ではない。水分が多すぎれば固まらず、少なすぎれば固くボソボソとした食感になってしまう。プロが推奨する最も安定した黄金比率は、「卵1個(約50ml)に対して、液体(水+白だし)が150ml〜180ml」、つまり卵1に対して水分が3〜3.5倍の割合だ。
具体的には、Mサイズの卵1個(約50ml)を使用する場合、白だし大さじ1(15ml)に水135ml〜150mlを足して合計150ml〜165mlにする計算になる。白だしのメーカーごとの濃縮倍率(2倍濃縮、3倍濃縮など)によって塩分量が若干異なるため、パッケージに記載された薄め方を確認しつつ、総液体量を卵の3倍強に保つことさえ守れば、誰でも理想的な口溶けの「とろとろ食感」を実現できる。