同校の教育の根幹をなすのが、自調自考プログラムだ。「自ら調べ、自ら考える」という極めてシンプルな標語だが、現場での実践は徹底している。受動的な講義形式を排し、あらゆる教科で問いを立て、調べ、議論し、発表するプロセスが組み込まれている。
かつて文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定された実績をベースに、国際教育の質はさらに進化を遂げた。帰国生と一般生が同じ教室で学ぶことで日常的に多文化が交差し、ディベートやプレゼンテーションが当たり前に行われる。語学力だけではない。世界の本質的な課題に立ち向かうリベラルアーツ教育こそが、生徒たちの思考の枠組みを世界基準へと引き上げている。