自損事故で最も深刻なのは、助手席や後部座席に乗せていた家族や友人を怪我させてしまった場合です。「身内だから許してくれるだろう」という甘い考えは通用しません。治療費や休業損害など、現実的な金銭問題が発生したとき、人間関係は簡単に崩壊します。
この場合、運転者は同乗者に対して損害賠償責任を負うことになります。自賠責保険や任意保険の「対人賠償保険」が適用されますが、被害者が配偶者や親子である場合、保険会社によっては適用外となる特約もあるため注意が必要です。誰を乗せて走るのか、その責任の重さを自覚する必要があります。