都内の有名サロンで働くアシスタントのAさん(21)は、「もしスマホでの学習ツールがなかったら、平日の仕事と両立して合格するのは無理だった」と振り返る。一方で、サロンのオーナーであるBさん(45)は、デジタル化の恩恵を認めつつも、少し冷ややかな視線を送る。「知識のインプットが早くなったのは素晴らしい。ただ、画面上の選択肢を選ぶだけの勉強に慣れすぎて、実際のサロンワークで必要な『自分の頭で考えて応用する力』が育ちにくくなっているのではないか」という懸念だ。
技術の進化が学習を容易にする一方で、現場で求められる生きた知識とのギャップをどう埋めるか。これはデジタルネイティブ世代が直面する新たな課題と言えるだろう。