かつてコンビニの衣料品といえば、あくる日の着替えや緊急避難的な「つなぎ」に過ぎなかった。しかし近年のコンビニエンスストア業界は、その常識を劇的に覆しつつある。素材のクオリティやデザイン性を大幅に向上させ、普段使いにも耐えうる日用品へと進化を遂げたのだ。
セブン-イレブンが展開するベーシックなビジネス小物の拡充や、ファミリーマートが仕掛けるデザイナーコラボのアパレルラインは、消費者の購買行動を根本から変えた。早朝の「うっかり」をカバーするだけでなく、出張先や外出先での突発的な需要を完璧に吸い上げるビジネスモデルが確立されている。