遊佐浩二さんが演じるキャラクターにおいて、ファンの間で特筆されるのが京都弁キャラクターと悪役・裏切り者ポジションにおける圧倒的な説得力です。
京都府出身である遊佐さんは、作られた方言ではなく、本物のネイティブな抑揚を芝居に落とし込むことができます。京都弁特有の「柔らかく雅な響き」の奥底に、「本心を明かさない冷徹さ」や「毒」を滲ませる技術は、まさに遊佐さんの独壇場です。
アニメにおいて「笑顔を崩さない糸目キャラ」や「味方のふりをした裏切り者」が登場した際、キャスティングに遊佐さんの名前があるだけで作品全体のサスペンスが高まります。視聴者は「このキャラは絶対に何か裏がある」と直感しながらも、その妖しい魅力と甘いボイスに引き込まれ、結果として心を奪われてしまうのです。