登山者の間で語り継がれる「犬挟峠は早朝に埋まる」という言説。結論から言えば、この指摘は単なる脅しではなく客観的な事実に基づいたリアルな警告です。現地を基点とする犬挟峠登山口駐車場の公称収容台数は約25〜30台。国道313号の旧道沿い、旧犬挟峠トンネル手前の旧ドライブイン跡地周辺を活用したスペースですが、枠線が一部曖昧なエリアもあり、大型キャンピングカーや停め方次第で実質的な駐車可能台数は20台強まで目減りします。
特に下蒜山駐車場混雑状況が限界に達するのは、気候が安定する5月の新緑シーズンおよび10月中旬から11月上旬の紅葉シーズンです。午前5時45分頃から遠方ナンバーの車両が続々と滑り込み、犬挟峠駐車場満車時間のボーダーラインは休日の午前6時30分から6時45分に集中します。午前7時を過ぎて到着したドライバーが、転回スペースすら見つけられず途方に暮れる姿は日常茶飯事となっています。
現場を訪れた登山者からは、「午前6時に着いた段階で残り3枠。靴を履き替えている間に後続車が押し寄せて完全に満車になった」(岡山県在住・40代男性)、「7時到着では路肩に並ぶしかなく、離脱を余儀なくされた」(広島県在住・30代女性)という声が上がっています。午前8時を回ると満車による立ち往生が多発するため、週末のアタックを計画するなら「午前6時現地着」をデッドラインに設定するのが賢明な判断です。