「バレーボール女子 愛」を語る上で、もう一つの不可欠なピースが大友愛と秋本美空の母娘の歩みです。ロンドン五輪で日本の28年ぶりとなるメダル獲得に貢献した大友愛氏は、現役引退後、解説者やバレーボールクリニックの講師として精力的に活動を続けています。
その大友氏の長女である秋本美空選手は、180cmを超える恵まれた体格と、母譲りの並外れた肩の強さ・跳躍力を兼ね備え、高校バレー界で圧倒的な存在感を放ちました。特筆すべきは、高校生アスリートでありながらシニアのバレーボール女子日本代表登録メンバーに名を連ね、世界トップレベルの舞台を体感したことです。
かつては「偉大な母の娘」というレッテルが先行しがちでしたが、本人のストイックな努力と卓越したパフォーマンスにより、今や「秋本美空」という一個の超一流アスリートとして認知されています。大友愛氏もまた、メディア等で過度に前に出ることを控え、一人の母親として適切な距離感を保ちながら愛娘をサポート。この健全な親子関係が、秋本選手の伸びやかな成長を後押ししています。