彼のクリエイティブを語る上で欠かせないのが、妻である森三中・大島美幸の存在だ。
交際ゼロ日での結婚というドラマのような展開から始まり、家庭での日常や夫婦のやり取りは、彼の生み出す企画に豊かな温かみと圧倒的なリアルさを与えた。お笑い界の最大手である吉本興業の芸人たちとも深く関わり、芸人の泥くささや人間臭さをエンターテインメントへと昇華させる手腕は群を抜いていた。
プライベートの幸福も悲哀もすべて企画の糧へと変えるタフさ。身近な愛と笑いを観察し続けた経験が、大衆の心を揺さぶる企画作りの原動力となっていたことは間違いない。