『ブルーロック』という作品の根底に流れるのは、徹底した「エゴイズム」と「個の覚醒」だ。若手実力派俳優たちが勢揃いした現場において、西垣はまさに「超えるべき高い壁」として君臨し続けた。
稽古場から互いの熱量をぶつけ合い、妥協を一切許さない空気を作り上げたという。主役級のキャストたちがしのぎを削る中で、彼が醸し出す絶対的なアウラは、周りのキャストたちの演技をも一段上のレベルへと引き上げた。お互いがエゴを剥き出しにし、高め合う舞台裏の情熱は、そのまま本番の圧倒的な熱量となって客席へと伝播していったのだ。