胃酸が逆流する。胸が焼けるように熱い。そんな症状を訴える20代〜30代のビジネスパーソンが、ここ数年で急増している。原因は明らかだ。遅い夕食と、その後の即入眠。横になることで、重力による胃酸の降下が期待できなくなり、食道へと逆流しやすくなる。この物理的なエラーが、慢性的な炎症を引き起こすのだ。
特にスマートフォンの普及による「寝ながらスマホ」が、この状況を悪化させている。うつむき加減の姿勢は腹圧を高め、胃の内容物をさらに上へと押し上げる。喉の違和感や長引く咳に悩まされている人は、まずこの夜の悪習慣を疑うべきだろう。