「高収入」「即日払い」「簡単な書類回収」。こうした甘い言葉が、InstagramやX(旧Twitter)、さらにはTikTokのタイムラインに日常的に流れてくる。若者たちにとって、それは単なる「割のいいバイト」に見える。犯罪の片棒を担ぐという自覚がないまま、最初のステップを踏み出してしまうのだ。
一度個人情報を送ってしまうと、今度は「家族に危害を加える」といった脅迫が始まる。抜け出せなくなった子どもたちは、恐怖から指示に従い続ける。親が異変に気づいた時には、すでに引き返せない一線を越えているケースが後を絶たない。