ボクシング界のトップブランドが一夜にして失墜した不祥事の経緯は、2026年7月に世田谷キャンパス近くの合宿所(学生寮)で発覚した乾燥大麻の所持事案に端を発します。
当時、警視庁の捜査により部員複数名が麻薬特例法違反などの容疑で相次いで逮捕・書類送検されました。名門運動部における違法薬物の蔓延疑惑は連日トップニュースとして報じられ、社会的な批判が殺到。大学側は迅速な幕引きを図るべく、即座に「部の解散」という最も重い決断を下しました。
これを受け、統括団体である一般社団法人日本ボクシング連盟および関東ボクシング連盟も臨時理事会を招集。東京農大に対して厳罰となる大学ボクシングの連盟処分(リーグ戦の出場資格剥奪・登録抹消措置など)を決定しました。当時の指導陣(総監督・監督・コーチ陣)は引責辞任し、1部リーグで幾度も頂点に君臨した強豪チームは、競技の表舞台から完全に姿を消すこととなったのです。