モーニング娘。時代、ソロ曲『ラララのピピピ』で見せた圧倒的なあざとさと愛らしさは、いまや伝説として語り継がれている。バックダンサーに年下の後輩を従え、自らの美しさを完璧に演出してみせたあの手腕こそ、現在の彼女の原点だ。
日本の女性アイドル産業において、年齢を重ねることは往々にしてキャリアの曲がり角とみなされてきた。しかし、彼女はその既成概念を鮮やかに打ち破った。自らの魅せ方を客観視し、時代のニーズに合わせてバージョンアップし続けるセルフプロデュース能力。それは『ラララのピピピ』の時代から何一つブレていないどころか、年々磨きがかかっている。