2026年、交通違反の取り締まり現場は劇的な進化を遂げている。警察官による隠れ潜み型のネズミ捕りに加え、全国の主要交差点で導入が進むのが「AI型交通監視カメラ」システムだ。
この最新AIカメラは、交差点の手前に設置された停止線を車両が越える際の「完全停止」の有無を車輪の回転軸レベルでリアルタイム解析する。「止まったつもり」の時速2〜3kmでの進入や、前輪だけ停止線を越えてからの停止などを自動で検知し、違反車両のナンバープレートと走行映像を記録する。
「パトカーも白バイもいないから大丈夫」という昭和・平成の感覚は、もはや通用しない。デジタル技術による24時間体制の監視が、不完全な一時停止を容赦なく炙り出している。