セレッソ大阪の本拠地、ヨドコウ桜スタジアムは、日本のフットボール専用スタジアムにおけるひとつの完成形と言っていい。ピッチとスタンドの距離は最短でわずか数メートル。選手の荒い息遣いやボールを蹴るインパクト音、激しいチャージの衝撃音がダイレクトにスタンドへ届く。
今季は観客動員をさらに押し上げるべく、スタジアムグルメの刷新やファミリー層向けのホスピタリティエリアが大幅に拡充された。長居公園の豊かな緑に囲まれたアクセスの良さも手伝い、試合日はキックオフ数時間前からピンクのユニフォームを着たサポーターで溢れかえる。ピッチの熱源とスタンドの一体感が生み出す非日常の興奮は、一度足を運べば病みつきになる魅力に満ちている。