アーニャを描く上で最大の醍醐味と言えば、間違いなくその「表情の幅」だ。原作やアニメで見せるニヨニヨとした企み顔、絶望のショック顔、満面の笑み、そして涙を浮かべた泣き顔。1つのキャラクターの中に、これほどまでに極端な感情表現が詰め込まれている例は珍しい。
イラストレーターたちにとっては、喜怒哀楽の演技を練習する最高のモルモットであり、同時に描き手の感情をストレートに作品に乗せられるキャンバスでもある。SNSでバズる傾向を見ても、クールにキメたイラストより、コミカルで人間味あふれる表情を描いた作品の方が圧倒的なエンゲージメントを獲得している。