「スポーツだけでは生き残れない」。これが近年の高校スポーツ界を取り巻くシビアな現実です。前橋育英も例外ではありません。サッカー部や野球部といった全国区の部活動に所属する生徒たちに対しても、近年は最低限の評定平均や基礎学力の維持が厳しく求められるようになっています。
学校側が導入したのが、デジタル教材を活用した個別最適な学習支援です。遠征先や移動中のバス内でもタブレット端末を使って講義動画を視聴し、小テストをクリアしなければ練習に参加できないといったルールを設ける部活動も増えました。かつての「スポーツさえできれば良い」という風潮は完全に淘汰され、アスリートとしてのセカンドキャリアを見据えた教育へとシフトしています。