急逝当時、彼女は名作ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の主役・イライザ役として全行程を駆け抜ける最中でした。札幌公演の当日に彼女が劇場へ姿を見せなかったことから異変が発覚し、舞台は急遽中止を余儀なくされました。
作品を統括する東宝は、出演者やスタッフの精神的負担を最優先に考慮し、札幌公演の残る日程をただちに中止する決断を下しました。その後、ダブルキャストを務めていたキャスト陣や関係者と協議を重ね、悲しみを抱えながらもツアーを再開。彼女が命を吹き込んだイライザという役柄の情熱は、残されたカンパニーの手によって最後まで客席へと届けられました。