2000年、12歳でモーニング娘。第3期追加メンバーオーディションに合格した加護亜依さん。辻希美さんとのコンビ「W(ダブルユー)」などで爆発的な人気を獲得し、一躍トップアイドルへ駆け上がると同時に、12歳にして一家の家計を一手に背負う大黒柱となりました。
多額の収入が家庭に入ったことで一時的に貧困は脱したものの、新たな問題が持ち上がります。メディアで大々的に報じられた「母親の借金トラブル」です。この借金の理由には、再婚相手であった当時の父親による飲食事業の失敗や、母親が知人・親族の連帯保証人になってしまったことなど、複雑な事情が絡み合っていました。
アイドルとして過密スケジュールをこなす少女が稼いだ数千万円単位のギャランティが、借金返済や親族の事業資金へと消えていく現実。未成年であった加護さんは詳細を知らされないまま金銭のトラブルに巻き込まれ、家族関係には次第に深い歪みが生じていきました。