2026年春、原宿の竹下通りにオープンした期間限定フラッグシップストアには、連日長蛇の列ができている。並んでいるのは日本の若者だけではない。欧米やアジア圏からの訪日客が目立ち、限定のヴィンテージ風スカジャンやキーホルダーを買い求めて争奪戦を繰り広げている。
海外のコレクター市場でも異変が起きている。海外オークションサイトでは、初期の限定ぬいぐるみやコラボアパレルが高値で取引される例が相次ぐ。「食品なのに可愛い」「無表情なカットされた身がエモい」という謎の価値観が、グラフィックデザイナーや若手クリエイターたちのインスピレーション源になっているのだ。