旅の計画を立てるうえで、まず押さえておきたいのが全体的な運行体系です。富士急行線(大月線・河口湖線)は、大月駅を起点に終点の河口湖駅まで全18駅、営業キロ26.6kmを結んでいます。大月駅の標高358mから河口湖駅の標高857mまで、約500mもの高低差を一気に駆け上がるダイナミックな勾配が特徴です。
富士急行線の路線図における主要駅は、JR中央線との接続駅である「大月」、学園都市の拠点「都留文科大学前」、レトロな街並みと富士山絶景で世界的話題の「下吉田」、スイッチバックを行う運行上の要所「富士山」、一大テーマパーク直結の「富士急ハイランド」、そして富士五湖観光のターミナル「河口湖」です。
移動の目安となる大月駅から河口湖駅までの所要時間は、普通列車で約50分〜60分、特急列車(富士回遊・富士山ビュー特急・フジサン特急)を利用した場合は約40分〜45分です。普通列車でも十分に景色を楽しめますが、停車駅が少なくクロスシートを備えた特急を利用することで、移動時間を短縮しつつ快適な車内空間を確保できます。
気になる富士急行線の運賃は、大月駅〜河口湖駅間の普通片道運賃が大人1,170円(小児590円)です。特急列車に乗車する場合は、乗車券に加えて特急料金(富士急行線内一律:大人400円、小児200円。ただしJR直通の富士回遊はJR東日本の指定席特急料金体系に準拠)が必要です。最新の富士急行線の時刻表や運行情報は、富士山麓電気鉄道の公式サイトや公式SNSでリアルタイムに配信されており、天候や接続路線の影響による運行状況や遅延情報もスマートフォンから即座に確認できます。