アルコール度数の違いは、飲み方のスタイルにダイレクトに影響する。
日本酒の度数は一般的に15度前後。冷やすか、常温か、あるいは温める(燗酒)か。温度帯を変えることで味わいの変化を楽しむが、基本的に水や炭酸で割ることはしない。造り手が完成させた絶妙なバランスを、そのままの状態で味わうのが基本だ。
対して、焼酎は20度から25度、時にはそれ以上の度数で出荷される。そのため、ストレートだけでなく、ロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りなど、飲み手の好みに合わせて自在に濃度をコントロールできる。特に「お湯割り」は、焼酎の持つ豊かな香りを一気に引き出す日本独自の知恵であり、アルコール度数をビール並みに下げてダラダラと長く楽しむのにも適している。