左とん平さんは1937年、東京都世田谷区に生まれました。高校卒業後、役者を志して浅草の「ムーランルージュ新宿座」の流れを汲む劇団や東宝の名優・三木のり平さんに師事。喜劇の基礎と舞台度胸を叩き込まれました。「左とん平」という印象的な芸名は、自身が左利きであったことと、愛嬌のある響きを組み合わせて名付けられたものです。
若い頃の浅草での厳しい下積み時代に培われた間の取り方やコミカルな身のこなしは、テレビ時代への移行とともに開花。バラエティ番組『とん平のヘイ・ユウ・ブルース』で見せた型破りなキャラクターやお笑いセンスがお茶の間で大ブレイクし、一躍全国区のタレント・俳優へと駆け上がりました。