デニムとはどんな生地?ジーンズとの違いや歴史・特徴を完全解説

デニムとはどんな生地?ジーンズとの違いや歴史・特徴を完全解説

デニムとはどんな生地?ジーンズとの違いや歴史・特徴を完全解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

デニムのルーツを辿ると、16世紀のヨーロッパと19世紀のアメリカという2つの舞台に行き着きます。

フランス南部ニーム(Nîmes)地方の織工たちが製造していた丈夫な綾織り毛織物「セルジュ・ドゥ・ニーム(serge de Nîmes=ニーム産の綾織物)」が、やがて綿織物へと変化しながらイギリスやアメリカへ輸出され、その発音が詰まって「デニム(Denim)」と呼ばれるようになったと伝えられています。

この生地が一躍世界の表舞台に立つ契機となったのが、1848年にアメリカで始まったゴールドラッシュです。一攫千金を夢見て鉱山に集まった鉱夫たちは、過酷な採掘作業ですぐに作業着のズボンを破いてしまう悩みを抱えていました。これに着目したのが、サンフランシスコで雑貨商を営んでいたリーヴァイ・ストラウス(Levi Strauss)です。

1873年、仕立て屋のヤコブ・デイヴィス(Jacob Davis)とともに、ポケットの端など破れやすい箇所を金属製のリベットで補強する特許を取得。キャンバス地からよりしなやかで頑丈なインディゴ染めデニム生地へと切り替えられたこのワークパンツこそが、現代のジーンズの原型となりました。労働者の命を守る実用着からスタートしたデニムは、1950年代のハリウッド映画やユースカルチャーを通じて反逆と自由の象徴へと昇華し、現代のファッショントップアイコンへと進化を遂げたのです。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。