なぜ中毒者が急増?「コンギョ」歌詞カタカナと怪作の深層を追う

なぜ中毒者が急増?「コンギョ」歌詞カタカナと怪作の深層を追う

なぜ中毒者が急増?「コンギョ」歌詞カタカナと怪作の深層を追うの重要なポイントについて、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

なぜ、これほどまでに脳裏に焼き付くのか。その秘密は楽曲の生い立ちにある。「攻撃戦だ」の作詞を手掛けたのは尹斗根(ユン・ドゥグン)、作曲を担当したのは功勲芸術家の称号を持つ安正浩(アン・ジョンホ)だ。金正日政権下の2010年頃、いわゆる「強盛大国」の建設に向けた労働意欲高揚キャンペーンの一環として世に送り出された。

演奏を手掛けたのは、北朝鮮の軽音楽シーンを牽引してきた普天堡電子楽団(ポチョンボ電子楽団)。80年代のディスコサウンド、ユーロビート、そして旧ソ連のミリタリーマーチを融合させた独自のスタイルは、極めて高度な音楽理論とスタジオワークに裏打ちされている。安正浩は、大衆が拳を突き上げずにはいられないマイナーペンタトニックの旋律に、ウエスタンポップスのコード進行を巧妙に接木した。聴く者の理性を麻痺させ、ダイレクトに肉体を突き動かすサウンドデザインは、偶然ではなく計算された職人技の産物だったのだ。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。