若年層の利用状況を把握する上で欠かせないのが、こども家庭庁が実施する「青少年のインターネット利用環境実態調査」です。この調査結果によると、青少年のインターネット利用率は9割台後半を維持しており、学校の授業での端末利用とプライベートでのスマホ利用が完全に日常化しています。
学齢別の1日平均利用時間は、小学生で約3時間30分、中学生で約4時間40分、そして高校生では平均約5時間45分に達しています。高校生の約3人に1人は「1日6時間以上」利用していると回答しており、睡眠時間や学習時間に匹敵する長さをデジタル空間で過ごしている計算です。
利用目的の内訳を見ると、小学生は「動画視聴」と「オンラインゲーム」が圧倒的ですが、中学生・高校生へと進学するにつれて「ショート動画の閲覧」「SNSでの交流」「音楽配信」の比率が急激に上昇します。友人関係の維持や情報収集がすべてSNS上で完結するライフスタイルが、長時間の接続を生み出す要因となっています。