熱狂的な支持を集める原作コミックの魅力を、大画面のスクリーンのためにどう再構築するのか。『劇場版 と と ねこ』の開発現場では、徹底した原作解釈と度重なる試行錯誤が繰り返された。単なる静止画の忠実な再現ではない。ダイナミックな演出と緻密な音響設計によって、物語は壮大なファンタジーアニメとしての新たな翼を獲得した。
原作の持つ独特の空気感や切ない余韻を損なうことなく、映画としての躍動感を加える作業は難航を極めたという。しかし、完成に近づきつつある映像はファンの期待を遥かに超える出来栄えを見せている。紙面から溢れ出していたキャラクターたちの感情が、生き生きとスクリーンの上で躍動する。