福岡市西区今津字津本に位置する今津運動公園は、緑豊かな敷地内に球技場や体育館、広場などを擁する複合型運動公園です。その中核を成すテニスコートは、公営施設としては市内最大級となる砂入り人工芝コート全18面を誇ります。これほどの面数を抱えながら、週末の利用枠が公開されるや否や埋まり、「予約が不可能に近い」と囁かれる背景には、複合的な要因が絡み合っています。
最大の要因は、福岡市施設予約システム「コミネット」の仕様と大会による占有率の高さです。福岡市内の市営テニスコート全12施設の中でも、18面を一括確保できるスケールを持つ拠点は極めて限られており、福岡市テニス協会主催の公式戦、ジュニア・学生のトーナメント、さらには実業団の大会会場として土日祝日の多くが優先予約枠で埋まります。公式発表資料の年間スケジュールを精査すると、一般開放される枠が週末によっては全体の3〜4割にまで落ち込むケースが珍しくありません。
さらに、コミネットは市内在住者だけでなく市外・県外在住者に対しても平等に抽選申し込みを開放しており、口座振替決済に対応している利便性の高さが県外遠征組や周辺自治体のプレイヤーの流入を加速させています。糸島エリアへのアクセスが良いロケーションも手伝い、広域からプレイヤーが集中する構造が作られているのです。