バンド結成から30年以上が経過してもなお、彼らの創作意欲が衰える気配はない。むしろ、年々そのスピードは加速しているようにも見える。桜井はかつてのインタビューで「自分たちの音楽が誰かの日常の背景になればいい」と語っていたが、その姿勢は今もブレていない。
メンバー全員が50代後半を迎えた今、彼らがステージに立ち続ける意味。それは、かつてのヒット曲を懐かしむためではない。常に「今」を生きる人々に向けた、新しいメッセージを届け続けるためだ。その愚直なまでの音楽への誠実さが、世代を超えて愛される理由なのだろう。