映画での尖鋭的な評価を経て、彼女はテレビドラマのフィールドでも唯一無二のポジションを築いていく。そして2014年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』のヒロイン・村岡花子役に抜擢された。
長期間に及ぶ過酷な撮影、そして全年代が見守る国民的番組の顔としてのプレッシャーは想像を絶するものだった。しかし、彼女は劇中で翻訳家としての凛とした生き様を見事に描き出し、平均視聴率20%を超える大ヒットを記録。アングラでミステリアスな女優という印象を鮮やかに塗り替え、老若男女から親しまれる存在へと躍進を遂げた。このヒットに安住することなく、その後もサスペンスから恋愛ドラマまで多彩なジャンルへと足を踏み入れていく。