2026年の育児現場において無視できないのが、デジタル技術の進化だ。近年、スマートフォンのカメラで日常の動作を数秒間撮影するだけで、AIが首すわりの達成度合いを簡易判定してくれるアプリが注目を集めている。受診の目安を掴みやすいというメリットがある一方で、専門家からは懸念の声も上がっている。
都内の小児科クリニック院長は「アプリの判定結果やSNS上の同月齢の動画と比較して『判定が黄色信号だった』『他の子はもう完璧なのに』とパニックになり、駆け込んでくる親御さんが増えた」と語る。画面上の数値や他人の投稿はあくまで参考に過ぎず、赤ちゃんの成長スピードには大きな個体差があることを忘れてはならない。