今年の御前崎沖は明らかに異変が起きている。例年であれば水温低下で活性が下がる時期にもかかわらず、黒潮の分流がダイレクトに流れ込んだ影響で、ベイトフィッシュの群れが異常なほど濃い。魚群探知機には真っ赤な反応が途切れることなく映し出され、水面下では激しい捕食劇が繰り広げられている。
この千載一遇のチャンスを逃すまいと、全国からアングラーが御前崎港へと押し寄せている。週末の予約は数ヶ月先まで埋まり、平日の早朝であっても港は熱気に満ちあふれている。まさに、遠州灘のポテンシャルが最大限に解放された年と言えるだろう。