再開発への期待が高まる一方で、気になるのは実際の暮らしやすさとコストのバランスだ。現地で取材を進めると、大手不動産業の関係者は「東陽町エリアはビジネス街の顔を持つ一方で、一本路地に入れば静かな住宅街が広がる非常にバランスの取れた街」と口を揃える。
現在の家賃相場を見ると、単身者向けのワンルームや1Kで約9万〜11万円前後、ファミリー向けの2LDK〜3LDKであれば22万〜28万円エリアが主流となっている。大手町駅まで東西線でわずか10分程度という圧倒的な利便性を考慮すれば、港区や渋谷区などの都心西側エリアと比較しても依然として割安感がある。スーパーや飲食店が駅周辺に密集しており、仕事帰りの買い物にも困らない。行政手続きや育児サポートを含め、総合的な街情報・居住環境の満足度は極めて高い。