『ジョジョ』といえば、登場人物やスタンド名に洋楽アーティストの名称が多用されていることで有名だ。ケニーGも例外ではなく、世界的なイージーリスニング・サックス奏者であるケニー・G(Kenny G)が元ネタとなっている。ここで長年ファンの間で囁かれてきたのが、「実在のミュージシャン側から抗議を受けたのではないか」という都市伝説的な噂の真相だ。
北米をはじめとする海外展開において、彼のスタンド名「ティノーレ・サックス(Tenore Sax)」は商標権の侵害を避けるために修正されたり、一部のゲームでは独自のローカライズが行われた経緯がある。しかし、アーティスト本人との間で泥沼の法的トラブルがあったという噂は完全にデマであり、出版元や現地ライセンス会社が自主的な法務リスク回避として名称調整を行ったのが事実である。法的な懸念を背景にした噂が一人歩きした典型的な例だと言える。