前途ある若者の命が理不尽に奪われた事故に対し、遺族の悲痛な叫びと世論の怒りは激しさを増しました。大阪府警は業務上過失致死傷および建築基準法違反(虚偽の定期検査報告)の疑いでエキスポランド本社や関係先を家宅捜索し、組織的な安全軽視体制を追及しました。
大阪地方検察庁は、元取締役総務部長、施設部部長、同部課長の幹部3名を在宅起訴。刑事裁判において検察側は「安全確保よりも業務効率や利益を優先し、長年にわたり適切な検査を怠った過失は極めて重大」と指弾しました。
大阪地方裁判所は判決において、幹部らが義務付けられた点検を怠り、虚偽の定期報告を自治体に提出していた事実を認定。元幹部らに対し禁錮刑(執行猶予付き)および罰金刑の有罪判決を言い渡しました。法的な処罰は下されたものの、安全を軽視した組織風土がもたらした代償の大きさに対し、遺族の無念が完全に癒えることはありませんでした。