大きな事件や事故が起きるたびに世間を騒がせる遺体写真の流出ですが、その出所を調査すると、大きく分けて3つの主要な流出経路が存在することが浮き彫りになります。
第1のルートは、「事故現場や事件現場に居合わせた一般人(野次馬)による盗撮」です。スマートフォンのカメラ性能向上と通信インフラの高速化により、警察や救急が到着する前、あるいは規制線が張られる直前の凄惨な光景が、現場の目撃者によって即座に撮影・投稿される事例が目立ちます。目撃者が自身のスクープ欲や注目集めのために投稿した画像が、瞬時に拡散の起点となります。
第2のルートは、「海外のショックサイトやダークウェブからの無断転載」です。日本国内で起きた事件であっても、一度海外のグロテスク画像を専門に扱うアンダーグラウンドサイトに転載されると、そこからインプレッション稼ぎを狙うまとめアカウントやBOTによって国内SNSへ逆輸入される構造が定着しています。
第3のルートは、極めて悪質な「捜査関係者や医療従事者、葬祭関係者周辺からの内部流出」です。過去には業務上知り得た現場証拠や記録写真が、私的なグループチャットでの共有を機に第三者へ漏洩し、最終的に公のSNSへ流出した事件も報告されています。これらは職務上の守秘義務違反を伴う重大なコンプライアンス違反事案です。