近年のギブソン再評価の波において見逃せないのが、世界的なヒットとなったアニメ作品『ぼっち・ざ・ろっく!』によるムーブメントだ。主人公の後藤ひとりが愛用する通称ブラックビューティー(レスポール・カスタム)の重厚かつ気品ある姿は、若年層やこれまで楽器と無縁だった人々をも一気にバンド文化へと惹き込んだ。
本家の崇高なサウンドに憧れつつも、予算の壁に直面するビギナーにとって頼もしい存在が、傘下ブランドのエピフォンだ。エピフォンはギブソン直系の意匠とレスポンスの良さを引き継ぎながら、手頃なプライスを実現。新世代のロックキッズたちが音楽の世界へ飛び込むための確かな架け橋となっている。