彼らの冠番組である『オードリーのオールナイトニッポン』を聴いていると、まるで男子校の部室を覗き見しているような感覚に陥る。リスナーを惹きつけてやまないあの空気感の正体こそが、高校時代の記憶そのものだ。
「あの時、お前さ……」と若林が切り出せば、春日が「あったねぇ」と返す。何十回と擦り倒されたはずの思い出話が、彼らの口から語られるたびに新鮮な笑いへと生まれ変わる。それは、彼らが今もなお、精神的な一部をあの杉並の校舎に置いたまま大人になったからに他ならない。ビジネスパートナーでありながら、本質的には「ただの同級生」であり続けているのだ。