政治家同士の結婚は、想像以上に過酷だ。それぞれに異なる支持母体があり、地元の有権者への責任がある。高市氏は奈良県、山本氏は福井県と、地盤も離れていた。
特に政策面でのズレは、日々の生活にも影を落としたとされる。原発政策や憲法改正など、国家の根幹に関わる議論において、二人の意見が完全に一致していたわけではない。互いに一歩も引けない信念を持つプロフェッショナルだからこそ、家庭内に政治の緊張感が持ち込まれることは避けられなかったのだろう。互いのキャリアを守るためには、籍を分かつことが最善の選択だったのだ。