ネット上の掲示板やSNSでは、讃岐の立ち位置について「予算規模が小さいからJ2復帰は厳しい」「少し連敗すれば即JFL降格危機だ」といった極端な言説が散見されます。しかし、客観的なファクトに基づくと、これらにはいくつかの誤解が含まれています。
第1の誤解は、「資金力がないクラブはJ2昇格を狙えない」という先入観です。確かにJ3には親会社の規模が大きいメガクラブも存在しますが、近年のJ3は戦術の組織化とスカウティングの質によって、限られた予算の地方クラブが昇格枠を勝ち取る事例が多数生まれています。讃岐もアカデミー出身者の登用や的確な期限付き移籍の活用により、コストパフォーマンスの高いチーム編成を実現しています。
第2の誤解は、カマタマーレ讃岐 JFL降格危機に対する過剰な悲観論です。J3とJFLの入れ替え制度は極めて厳格であり、JFL側の上位クラブがJリーグ入会条件(J3ライセンスや平均観客動員数、スタジアム基準)をクリアしていなければ降格枠は発動しません。もちろん降格圏を回避することは絶対条件ですが、讃岐の現在の勝点獲得ペースと守備の安定感を見る限り、パニックに陥る状況ではなく、むしろ上を向いて勝点を積み上げるべきフェーズにあります。