2026年現在、アリスの生活はどうなっているのでしょうか。東日本大震災の発生した2011年に推定1〜2歳で保護されたアリスは、現在推定16歳前後という超高齢期を迎えています。
ラブラドールレトリバーの平均寿命は一般的に10歳から12歳程度とされており、16歳という年齢は人間で言えば100歳を超える驚くべき長寿です。足腰の衰えや視力・聴力の低下、日常的な介助が必要不可欠な「ハイシニア期」に入っています。
関係者や近況の報告によると、小泉家では床に滑り止めのマットを敷き詰め、床ずれ防止のケアベッドを導入するなど、家全体をシニア犬対応にリフォーム。夫妻で役割を分担しながら、夜間の排泄介助や食事のサポートを丁寧に行っています。
さらに現在、小泉家には2026年に誕生した長男と、2026年に誕生した長女という2人の子どもたちがいます。幼い子どもたちがアリスの介護を間近で見守り、優しく身体を撫でる姿は、まさに家庭内における「生きた命の教育」そのものです。誕生したばかりの新しい命と、天寿を全うしようとする老いた命が同じ屋根の下で共生する光景は、家族にとってかけがえのない精神的支柱となっています。