Q1:角餅は焼かずに汁の中で煮てはダメですか?
A1:煮ても美味しく召し上がれますが、関東風のすまし雑煮では「香ばしい焼き目」が味の重要なアクセントになります。また、直接煮込むと餅のでんぷんが溶け出して自慢のすまし汁が濁ってしまうため、別で香ばしく焼いてからお椀で合わせるのが伝統的かつ最も美味しい作り方です。
Q2:小松菜の代わりにほうれん草を使っても問題ありませんか?
A2:代用は可能ですが、ほうれん草はシュウ酸(アク)が強いため、必ずしっかりと別茹でして冷水にさらし、水気を絞ってから使ってください。また、「名を上げる」という武家文化の縁起担ぎを大切にするなら、江戸の伝統野菜である小松菜を選ぶのが正統派です。
Q3:醤油は「薄口」と「濃口」のどちらを使うべきですか?
A3:料亭風の澄んだ黄金色に仕上げたい場合は「薄口醤油」が適しています。一方、昔ながらの江戸前のコクと香ばしさを味わいたい場合は「濃口醤油」を使うと、力強い鰹出汁と見事に調和します。家庭の好みに応じてブレンドするのもおすすめです。
Q4:市販の白だしを使っても本格的な味になりますか?
A4:十分に美味しく仕上がります。市販の白だしを使う場合は、規定の希釈倍率(お吸い物程度)で薄めた後、みりん小さじ1と酒小さじ1を足して軽く煮立たせると、角が取れて奥行きのある本格的な味わいになります。