古くから港町として栄え、海外の新しい文化をいち早く取り入れてきた神戸。この街に暮らす人々は、流行に流されすぎず、自分の「好き」を大切にする確かな審美眼を持っていると言われる。そんな神戸の風土と、個性を重視する韓国の「デコ(装飾)カルチャー」の相性は抜群だ。
画一的な大量生産品ではなく、少し歪みのある手作りのセラミックや、作家のサインが入ったアートポスター。自分の部屋を自分らしく彩るためのピースを求めて、多くの人が神戸の街を彷徨う。それは、かつて神戸の洋館を彩った異国の調度品を買い求めた先人たちの情熱と、どこか重なるものがある。