試合が白熱するほど、特殊な局面でのスコア記録が必要になります。代表的な3大シチュエーションである「セッティング」「インターバル」「チェンジエンド」の公式処理手順を解説します。
1. バドミントンセッティング時のスコア記録
スコアが「20-20」の同点になった場合、延長戦であるセッティングに突入します。主審は「トゥエンティオール」とコールし、そこから先に2点差をつけたペア(または上限の30点に先に達したペア)がそのゲームの勝者となります。スコアシート上では特別な枠に移動するのではなく、20点以降のマス目へ「21」「22」と連続して数字を書き進めます。29-29になった場合は次が決勝点となり、30点を取った時点で「ゲーム」となります。
2. バドミントンインターバル記録のやり方
いずれかのペアが「11点」に先に到達した時点で、60秒以内のインターバルが与えられます。スコアシートでは、11点目を記録したマスの横に縦線を引くか、11の数字を丸で囲むなどしてインターバル発生のタイミングを明示します。主審はストップウォッチで計時し、所定時間経過後に速やかにプレーを再開させます。ゲーム間(第1〜第2ゲーム間、第2〜第3ゲーム間)の120秒インターバルも同様に、ゲーム終了スコアと終了時刻を正確に記載します。
3. チェンジエンド時のスコアシート記入とダブルスゲームオール時の記入方法
第1ゲーム終了後にはコートサイドを交代(チェンジエンド)し、第2ゲームの記録欄へ移ります。問題は、ゲームカウント1-1となった第3ゲーム(ファイナルゲーム)におけるダブルスゲームオール時の記入方法です。
第3ゲームでは、どちらかのペアが「11点」に達した時点で最後のチェンジエンドを行います。スコアシートの第3ゲーム記録欄は、前半(11点到達まで)と後半(チェンジエンド後)を記録できるように左右または上下でエリアが分割されています。11点到達時に主審が「チェンジエンド」をコールしたら、スコアラーはチェンジエンド前のスコアを確定させ、後半用の記録欄にその時点の両ペアの得点(例:11対9)を転記してから試合を再開させます。